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ウルトラセブン1999 果実が熟す日
1999年 9月11日（土）
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和興が特撮に帰ってきた！！！
しかもウルトラマンですよ、セブンです、セ・ブ・ン。
いや、特撮がいいとかウルトラマンシリーズがいいとかそういうんでないんですけど、やっぱり18禁のＶシネよりは借りやすいかな、と(^^;)
これでも一応（？）恥じらいってものが・・・(^^;)
ちょっと前に検索に引っかかってたんですけどね（＜じゃぁ、PROFILEの更新しろよ）、7月発売だとばかり思っていたのでずっと探してたんですよ、現物を。
やっとみつけました！
しかも、7月からシリーズで順次出すっていう6部作の第3段ってんで、9月5日に出たばかりらしいです(^^;)＜情報は正確に仕入れましょう
パッケージの表に和興発見！！！！！
これだけでVTRorLDを買ってしまおうかと思ったのですが、￥９，８００という値段に腰がひけて「と、とりあえずどんなもんか見ないとね(^^;)」。
イイッ！！！！
セブンがモロボシダンじゃないのがよく分からなかったけど（どうやら6部作第1段で交代したらしい・・・未確認情報）、ストーリーも良かったし、若手隊員も良かったし、なにより和興が良い！！！
隊長でも隊員でもなく、宇宙人役（レモジョ星系人）。
これは本人も不満だったようで、メイキングで冗談っぽく「いい役（隊員とか、宇宙人でも地球人の味方っぽい役）がやりたかった」と言ってます。＜単にシリーズ通して出たかっただけのような気もしますが
今回のテーマ、宇宙人と地球人との恋については何も語りませんでしたが、前科者（チェンジマンでメルル星人サクラに恋してます）としては一言コメントして欲しかったところです。
あと・・・髪型気にするんなら疾風翔が持っていた櫛を小道具として懐に忍ばせとくくらいのファンサービスが欲しかった＜無理です(--;)
さて、今回の和興は・・・＜すっかり呼び捨てが定着してるなぁ(--;)
とても38歳とは思えない格好・・・若く見える分には構いませんが。
ちょっと髪が気になるなぁ（ぼそっ）
指輪とかちゃらちゃらはめて、皮ひものネックレスとかしてるんですけどね。
あぁ、もう少し若い頃にやってもらいたかった＜似合わないわけじゃなく、個人的な欲求(^^;)
なんかね、なんかね、和興扮するゲイルはもう一人のレモジョ星系人ムーヒョのコミカルさと対極にいるせいか暗いのよ〜(;_;)
イメ〜ジとしてはジャンパーソンのジョージ真壁。
もう少し何考えてるか分かるキャラだと良かった・・・
私にはボラジョ（果実です）を何のために熟させ、何のために地球にばらまこうとしたのかよく分からなかったんですわ。
「１つの星を犠牲にしてでも１人を愛そうとは思わないの！？」みたいな台詞をミズノ隊員が言われるんですけどね、星を犠牲にして何をしようとしてるんさ？君たち？？？って思ったの。
いや、「宇宙人＝地球征服」ってのが基本だってのは知ってますけどね、彼らは地球を狙ってわざわざやってきたわけではないので、ちょっと「？？？」なのですよ。
その実を熟させることで自分たちの星に帰れるとか、母星に残してきた仲間を呼ぶとかっていう説明がね、なかったんです＜単に私が聞き逃してただけだったら大笑い＜その可能性、大！(--;)
おかげで和興ゲイルが何を必死になってるのか、必死になってるのかどうかさえイマイチはっきり伝わってこなかったんですね。
ただの悪者じゃん？みたいな・・・悪者だったんだけど(^^;)
ある意味、大人向けの特撮だからこそ、悪役の悪役たる理由とか丁寧に描けるとよかったですね。
せっかくの宇宙人と地球人との恋も悪役になりきらなければいけない理由が欲しかったなぁ。
ミズノ隊員がレモジョ星系人サエコに恋をするのですが、やはり、かつての疾風翔とサクラとの恋を思い出しました。
最終話まで引っ張りましたからねぇ、あの恋(^^;)
そして今でも鮮明に思い出す、疾風翔が思わぬサクラの出現（最終話）に驚いて向ける目。
あきらめた恋が目の前に・・・＜宇宙の平和のためにサクラは疾風の前を去りました
せつなかったですねぇ、子どもながらに。
そして、今回はその恋心を利用する役だったわけですが、サエコに向ける目とミズノ隊員に向ける目の微妙な視線が良かったですね。
恋をしたことのある男が、他人の恋を利用する・・・深いなぁ＜勝手に掘り下げてます(^^;)
アクションはそんなに派手ではなかったけれど、ボクシングシーンとか空き地（っていうと語弊があるけど）での暴行シーンとか、きれいでしたね。
やっぱり特撮界のプリンスは健在ってことでしょうか？（笑）
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