ホントはこの話、時間差で3話完結にしようと思っていた。 起転結で。(起承転結ではない)
けど、とても短い”転”を書こうと思った12日の夜、とても大きな、とても悲惨な事件が私の愛する街で起こり、”日本時間で生活するNYの女王様”であるワタシは、とても”転”を書くどころではなかったのだ。
ということで、”転”と”結”を一気に。
月曜ミステリー劇場のエンディングで和興の名を見つけ、和興の姿そのものを見逃したワタシは、これまでこんなに後悔したことがあっただろうか?というほど、TVから離れたことに後悔していた。
高校生の頃に3年間憧れ続けたM先輩に告白せずに終わってしまった淡い恋よりも、大事な取引先との話中に言ってしまった余計な一言よりも、ずっとずっと後悔していたのだ。
深い後悔の底なし沼にはまったまま火曜の朝を迎えたワタシは、この世の終わりを自らが招いたかのような顔をして出勤した。
PCの電源を入れ、自分の荷物をロッカーにしまいに行く瞬間、ワタシの頭の中で何かが光った!和興のひたいが脳裏に浮かんだわけでは決してナイ。
お母さん!!
イヤ、ワタシが突然狂ったわけではない。和興と母親が知り合いなわけでも、似ているわけでもない。
ワタシは思い出したのだ。
ワタシの母親は2時間ドラマを
すべて録画している!!
ということを・・・
早速、給湯室に携帯を持ち込んで実家にTEL!
「あ、お母さん?昨日の2時間ドラマ、録画した?」
「したよ〜。あんた・・・」
「土曜日に取りに行くから!」 「・・・分かった」
こうしてワタシは和興の姿を拝む手はずを整えたのだ。
待ってろよ!
和興@あずちゃんにやられるイケてないヤ○ザ
注:この時点ではワタシはBBSのCLEF様の書き込みを読んでいません・・・
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